保育士さんとのかかわり方

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保育園看護師の仕事

園児の体調管理編❶

保育園で働く看護師は基本一人のことが多いです。

正直なところ、孤独になりやすいのも事実。

看護師が保育園で働く上で保育士さんとの関係性が悪ければ、スムーズに業務が進まないこともあります。

だからこそ、保育士さんとの関係性をどう築くかがとっても大事。

保育園看護師のメインのお仕事、園児の体調管理での一場面。

私なりの保育士さんとのかかわり方をご紹介しますね。

いたい⁈ 急性中耳炎?

小さい子どもたちは、よく耳鼻科を受診します。

一般的な風邪や様々な感染症による多くの症状は、鼻水 咳 のどの痛みをともないます。

そして、保育園で集団生活をしている子どもたちは、鼻水 咳がないことの方がめずらしいくらい。

鼻水が長引くと中耳炎になりやすいのも、小さい子どもたちによくあることです。

これは『急性中耳炎』で、耳の中に膿がたまることで痛みが出やすいので、熱がなくても「耳によく手をやる」「機嫌が悪い」「グズグズする」などの症状があったら、中耳炎を疑った方がいいかもしれません。

情報収集 たよりになる保育士さん

保育園でのある日の出来事。

「eriせんせー !!」と私を呼ぶ1歳児クラス担任の保育士さんの声。

「かいくんの耳から耳だれが出てるんです! もしかして中耳炎⁈」

ん? ちゅうじえん⁇

eri「かいくん昨日まで風邪とかでお休みしてたかな?」

担任「いーえ! 今週ずっと元気に登園してきてました!」

eri「鼻水とか咳とか出てましたか?」

担任「最近は、鼻水とか咳はおちついてて出てないです!」

eri「ん~ ちょっと綿棒で拭いてみるね。」

担任の保育士さんに抱っこされたかいくんは、頭を支えられても怖がる様子も痛がる様子もなく、おとなしく私に耳の入口を拭かせてくれました。

中耳炎の膿にしてはねっとりしてる。。。

痛がる様子もなく機嫌も悪くない。。。

鼻水とか熱もない。。。

eri「これはー ″みみあか″ だね !」^.^

担任「えーっ!!! みみあかーっ⁈」

耳垢は体質の違いで、乾燥したカサカサタイプと湿っぽいねっとりタイプがあります。

ねっとりタイプの耳垢が耳の中にたまりすぎると、耳だれのように流れ出てくることがあるので、寝具が汚れることもあるようです。

だからといって毎日耳掃除が必要というわけではなく、耳には自動で耳垢を外に出す機能が備わっているので、耳掃除をする場合も耳の入り口1㎝程度にし奥まではやらないほうがよいと言われています。

eri「先生、気付いてくれてありがとう。体調不良によるものじゃないから、今汚れている部分はきれいにしておきますね。このあと外遊びも大丈夫でーす!」

担任「あー 中耳炎じゃなくてよかった~ かいくん外遊び大好きだから今日はできないかもって心配しちゃったー こんな耳垢もあるんですね。」

その日の夕方お迎えの時、お母さんにお聞きしたところ

「そーなんですぅ この子の耳垢湿っぽくって耳掃除やりにくいんですよねー」

とのことでした。

痛い病気じゃなくてよかったね(^_-)-☆

コミュニケーションの大切さ

看護師の仕事は観察する力を求められます。

20年以上の看護師経験があっても、わからないことはたくさんあり、保育園にたった一人しかいない看護師が100人近い人数の子ども全員の様子を毎日把握することはとても難しいことです。

子どもの普段の様子を知っているのは、何と言っても担任の保育士さんです。

毎日子どもたちの笑顔と元気のために、体を張って保育し見守ってくれています。

そんな保育士さんからの情報はとても頼りになり、また子どもたちの毎日の健康と健やかな成長を守る上でとても力強い頼もしい戦友でもあります。

普段から子どもたちの色々な情報を教えてくれる保育士さんとのコミュニケーションは大事にし、私の目が行き届かない部分の情報に対していつもありがとう、助かりますの感謝の気持ちはきちんと伝えるように心がけています*^-^*

まとめ

保育園で一人で働く看護師。

業務をスムーズにするためにも保育士さんとの関係性はとても大事。

そのためには、普段からのコミュニケーションと感謝の気持ちを伝えることはとても大切です。

みんなが気持ちよく働ける職場づくりを心がけたいですね。

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